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広告データ発送前のドタバタ  
今日は、今週前半から制作していた雑誌広告のデータを、東京に発送してしまわなければならなかったので、午前中はにわかにドタバタしていました。

最近は、メールやデータ転送サービスなどオンラインでデータ入稿する事も多くなりましたが、より安定確実を要求するところでは、データを収録したCD-Rなどのメディアを送ってのオフライン入稿も残っています。

オンラインでもオフラインでも、入稿前にはにわかにバタつきます。

クライアント様との遣り取りがある場合、限られた時間で修正に素早く対応する為、制作中の広告などに配置された写真などの画像は「きめ細かさ」を表す解像度がマチマチの状態になっています。
クライアント様よりOKを頂き(校了)、データを出版社や印刷会社へ送る時には、このマチマチになってしまった画像の解像度を調整して、適正解像度に揃えます。

解像度が小さすぎると、写真画像を構成する一つ一つの点が階段の様にカクカクになって表われ(「ジャギー」と言います)、逆に解像度が大きすぎると、データの容量が無駄に膨らみ、また、印刷・出力の処理も重くなって余分な時間がかかり、受け取って仕事をする方達に大変な迷惑をかけてしまう事にもなります。

画像調整の他にも、様々な書体フォントを使って打込んだ文字を文字データではなく図形として認識させる処理をします。例えば、「あ」と言う“文字”を、「あ」の“文字の形をした図形”にする訳です。これを「フォントのアウトラインを取る」と言う言い方をするのですが、広告データを使用・印刷する所が、制作者である私のコンピュータと同じ書体フォントを持っているとは限りません。
図形化をせず、打込んだ文字をそのまま渡してしまうと、相手が持っていない書体フォントは、相手が持っている書体フォントに置き換わります。
そうなると色々な問題が起こるのですが、一つ挙げると、例えば可愛いフワフワな書体で打込んで作ったはずのものが、何ともお堅い明朝体で出て来る、なんて事にもなりかねません。

実際には、確認や連絡なしでそのまま知らぬ顔をして出して来る印刷会社さんは、まずいらっしゃいませんが。

そう言った諸々の最終調整が完了したら、必要なデータをディスクに焼いたり、オンライン入稿でデータ送信を行なう場合はまとめて圧縮をして、発送または送信となる訳です。

印刷の場合、成果品が出来上がるまでは気が気ではありません。
何故気が気ではないのか、どんな心配をしているのか等は、また別の機会にでもお話ししましょう。

今日はとりあえず無事に、東京に向けてデータCDを出力見本とともに送り出しました。
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by artz-inc | 2010-06-11 19:59 | 日報