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BLOG and COLUMN
豊かな森が、豊かな海を育てる  
牡蠣の生産高日本一を誇る広島。
その広島県内の牡蠣の産地の一つである廿日市市地御前では、標高が1,000m程の山の環境保全活動を行っています。

「牡蠣の産地? 標高1,000mの山の環境保全?」

もしかすると、この2つがなかなか頭の中で結びつかない方も多いかも知れませんね。

美味しい牡蠣を育てる為には、豊かな海が必要です。
海には、川の水が流れ込んでいます。

地御前の牡蠣は、「地御前かき」ブランドとして東京・築地市場でも人気の牡蠣です。
その「地御前かき」が育つ海域は、宮島の原生林から注ぎ込む栄養豊かな水と、太田川の水とが汐(しお ※)によって集まり混ざり合う豊かな水に恵まれた海域です。
その海域にあって、更に手間も惜しまずにかけながら育てられる為、人気のブランド牡蠣が育つ訳ですが、牡蠣にとって心地良い水を供給する川の源、その川の水を生み出す源流の森林が豊かであってこそ、海も豊かになります。

地御前海域に流れ込む川の一つ太田川の源流は、標高およそ1,000m付近。
一見、海から離れている様に見える山の森林。それらは繋がっていると言う事になります。

美味しい牡蠣の作り手は、海さえ良ければ良いのではない事を知っています。
こうした地道で丁寧な努力を積み重ねているからこそ、美味しい牡蠣を作り続ける事が出来るのですね。

※汐(しお)は一文字で引き潮を指します。「潮」が満ち潮、「汐」が引き潮と言う意味になる様です。

by artz-inc | 2010-07-22 10:01 | 牡蠣
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